今回の宮古島滞在で、
子ども劇団「かなやらび」さんの稽古場を訪問させていただきました。
小学校4年生から高校3年生までの子どもたちが所属し、
定期的にオリジナルミュージカルを制作。
宮古島を代表する劇場「マティダ市民劇場」で公演を行っている劇団です。

劇団を率いていらっしゃるのは、森光佐さん。
九州ご出身で、宮古島へ移住後、この劇団を立ち上げて10年になるそうです。
子どもたちに演劇の楽しさや感動を伝え、
未来を担う若者を育てていく——
その活動の積み重ねが、宮古島の文化を支えているのだと感じました。

この日は稽古を見学させていただいた後、
子どもたちと円陣になって質疑応答の時間をいただきました。

ちょうどこの日は中学・高校の卒業式。
劇団を卒業していくメンバーも数名いるとのことでした。
そこでまず私から、
「演劇を通して学んだこと、気づいたことを教えてください」
と質問をしました。
すると子どもたちは、
夢、意思、希望、不安、未来について、
一人ひとりが自分の言葉で語ってくれました。
その真っ直ぐな言葉に触れ、
改めて 演劇の持つ可能性の大きさ を感じずにはいられませんでした。

そして今度は、生徒たちからもたくさんの質問をいただきました。
下積み時代のこと、劇団四季での経験、舞台に立つ意味、
演劇を続ける理由——。
子どもたちとの対話は、
私自身にとっても、自分の使命や演劇について
改めて深く考える貴重な時間となりました。

宮古島で、このような素晴らしい活動が続いていること。
そして、演劇に真剣に向き合う子どもたちと出会えたことに、
心から感謝しています。

久美江

