宮古島旅情への道⑯~宮古ブルーが導いた物語──父の記憶と、あの日の男性から始まったこと

沖縄の海はどこも美しいのですが、
なかでも宮古島の海は “東洋一” と称されるほど格別です。

刻々と色を変える海。
どこまでも爽やかな風。
夕焼けに染まる静かな時間。

そのすべてが心をほどいてくれて、
日常の煩わしさがすっと消えていきます。
私はこの美しさに、すっかり魅了されたひとりです。


目次

■ 2023年──物語が動き始めた朝の光景

『宮古島旅情~君の声が聞きたくて』が動き出したのは、
2023年の宮古島東急ホテル&リゾーツでのこと。

朝食会場の大きな窓辺で、
庭園を静かに眺めながら
ひとり朝食をとっている初老の男性がいました。

特別なことをしているわけではありません。
ただ、静かに食事をしているだけ。

けれどその横顔には、
深い孤独と優しさが滲んでいるように感じました。

──この人は、どんな人生を歩いてきたのだろう。
──誰を想い、ここに座っているのだろう。

その問いがふっと心に立ち上がった瞬間、
物語の最初の“火種”が灯りました。


■ 書き進めるうちに、主人公と父が重なっていった

脚本を書き始めてしばらくして、
主人公の男性に、ふと父の姿が重なっていくのを感じました。

父は不器用で、少し頑固で、
家族に気持ちをうまく伝えられない人でした。

でも、心の奥には温かさがあった──
ただ、それを言葉にするのが苦手だっただけ。

私は2008年に両親を宮古島に連れて行ったときの、
海を見つめる父のとても穏やかな横顔を覚えています。

初めて見るような柔らかい表情でした。

「ああ、宮古の海や風は、
こんなにも人の心を溶かしてくれるのだ。」

2023年のホテルで見た初老の男性と、
2008年の父の姿が静かに重なり、
主人公が立ち上がりはじめました。

父を書こうとしたのではありません。
書いているうちに、自然と父が姿を現したのです。

これが、この作品が
単なるフィクションではなく
“心の物語”になっていった理由です。


■ 「宮古ブルー」と「宮古の風」が大切なキーフレーズになった理由

宮古島の海と風には、
人の心に静かな変化をもたらす力があります。

心を固くしていたものがふっとほどけるような、
そんな不思議な優しさを持っています。

だからこそ、
『宮古島旅情~君の声が聞きたくて』では
“宮古ブルー”と“宮古の風”が
物語の大切なキーフレーズとして何度も登場します。

あの日の男性の姿も、
あの時の父の横顔も、
宮古の海と風がそっと寄り添っていたからこそ
心に深く刻まれたのだと思います。


■ 2026年1月──宮古の風を、劇場へ届けます

この物語に流れる“宮古ブルー”の願いを、
ぜひ劇場で受け取っていただきたいと思っています。

天王洲KIWAは、
宮古島の静けさと、美しい風景の余韻がとてもよく似合う空間。

舞台にそっと吹き抜ける“宮古の風”を、
あなたの心にも感じていただけますように。

そしてあの朝、
私の心を動かした初老の男性の姿──
そして父の記憶の欠片が、
誰かの人生の優しい再生につながりますように。

🎫 『宮古島旅情~君の声が聞きたくて』お申込みはこちら
https://forms.gle/7cn4nMvdZC2gzpsX7

2026年1月11日(日)
天王洲KIWA
①15:00/②18:30 2回公演

🌴朗読ミュージカル「宮古島旅情~君の声が聞きたくて」🌴

美しい宮古島を舞台に、夫婦愛・親子の絆・人間の成長を描いた感動の物語。
荒川久美江オリジナル脚本・演出・主演でお届けします。

🗓️2026年1月11日(日)
①15:00開演 ②18:30開演
会場:天王洲アイルKIWA

🎟️チケットお申込みはこちら

物語の誕生秘話や制作の裏側はシリーズ
宮古島旅情への道』で連載中。

✨舞台で培った“声と表現の力”を、日常にも。

荒川久美江のオリジナルメソッド
「ハッピースマイルブレスメソッドⓇ」を通して、
声・姿勢・表現力・コミュニケーションを磨く
各種レッスンや企業研修も行っています。

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そして──
夫婦カウンセラーとして運営する
💗結婚相談所シェ・ラムール💗
では、“ご縁”を大切に、心からのサポートをしています。

声・舞台・人生──すべてはつながっている。
あなたの“物語”が動き出すきっかけになりますように。

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