先日、映画『シェアの法則』(脚本・出演:岩瀬顕子さん、主演:小野武彦さん)を、1月上演の朗読ミュージカル『宮古島旅情~君の声が聞きたくて』の共演者、石川容子さんと樫乃ともみさんと一緒に観に行きました。
私は二度目、他のメンバーは初めての鑑賞。
スクリーンに映し出される“人の温もりと哀しみ”に、今回も胸が熱くなりました。


岩瀬顕子さんは「日穏-びおん」という劇団を主宰されていますが、その作品を初めて拝見したのは3年前。
宇都宮で観た舞台『月虹の宿』──登場人物の思いが手に取るように伝わってきて、気づけば涙が止まりませんでした。
どこか懐かしい昭和風の舞台装置の前で描かれる家族の物語。
脚本の一言一言が生きていて、俳優たちの呼吸が溶け合うような芝居。
“これこそ演劇の力”だと心を震わせた瞬間でした。
その後、夏の恒例公演『涼月の記』『月の海』や青年座『柿紅葉のころ』を拝見し、気づけばすっかり岩瀬顕子さんのファンに。
そして今回、映画『シェアの法則』を再び観て確信しました。
――彼女の描く世界と、私が『宮古島旅情~君の声が聞きたくて』で描こうとしている世界は、どこか深くつながっているのだと。
✨共鳴するテーマ:「家族」「夫婦」「命のつながり」
どちらの作品にも共通しているのは、夫婦の関係、親子の絆、そして「母の死」から生まれる心の成長。
華やかな恋愛ものでもなく、壮大な歴史ロマンでもない。
”普通の人々”の“日常の中の小さな出来事”を丁寧に描いている点です。
私の『宮古島旅情~君の声が聞きたくて』もまた、家族の絆を取り戻していく物語。
その中心にいるのが、客室乗務員役(CA)です。
観客を物語の世界へ誘うストーリーテラーであり、彼女自身の“成長の物語”でもあります。

🕊️運命の再会──同郷・宇都宮、そして共演へ
岩瀬顕子さんは、私と同じ栃木県宇都宮市の出身。
しかも、なんと高校も同じ。
さらに驚くことに、幼い頃、同じバレエスタジオに通っていたことが判明しました。
おそらく発表会で同じステージで踊っていた可能性が高いのです。
時を経て、それぞれ演劇の道を歩み、こうしてまた同じ舞台に立つ。
まるで“物語の神様”が糸を紡いだような出会いです。

顕子さんは、来春からのNHK朝ドラにもご出演が決まっています。
お忙しい中、私の作品に出演していただけること、本当に光栄です✨✨
🎭CA役としての挑戦──脚本家×女優、二つの才能の融合
『宮古島旅情~君の声が聞きたくて』の初演では、実際の元日本航空国際線CA・香山万由理さんが見事に演じてくださいました。
今回は再演にあたり、脚本家であり女優でもある岩瀬顕子さんにオファー。
プロの脚本家として第一線で活躍する方に、自分の台本を読んでもらう緊張感たるや……。
でも返ってきたお言葉は――
「とっても素敵な作品です。ぜひ出演させてください!」
その瞬間、思わず安堵と喜びの声が出ました!!
彼女の存在が加わったことで脚本もさらに磨き上げ、英語アナウンスを含む新たなシーンも誕生。
上演時間は初演の53分から、今回は90分へとスケールアップします。
🌴新しい命を吹き込まれる物語
新曲7曲を含む完全版『宮古島旅情~君の声が聞きたくて』。
夫婦、親子、そして一人の女性の“成長”を描く感動の朗読ミュージカルです。
物語を紡ぐ声が、音楽と共にあなたの心に届きますように──。
客室乗務員役:岩瀬顕子さん、 / 娘・かおり役:樫乃ともみさん / ピアニスト:石川容子さんと共に。

🎫公演情報
朗読ミュージカル『宮古島旅情~君の声が聞きたくて』
📅 2026年1月11日(日)①15:00/②18:30
📍 天王洲KIWA


🌴朗読ミュージカル「宮古島旅情~君の声が聞きたくて」🌴
美しい宮古島を舞台に、夫婦愛・親子の絆・人間の成長を描いた感動の物語。
荒川久美江オリジナル脚本・演出・主演でお届けします。
🗓️2026年1月11日(日)
①15:00開演 ②18:30開演
会場:天王洲アイルKIWA
物語の誕生秘話や制作の裏側はシリーズ
『宮古島旅情への道』で連載中。
✨舞台で培った“声と表現の力”を、日常にも。
荒川久美江のオリジナルメソッド
「ハッピースマイルブレスメソッドⓇ」を通して、
声・姿勢・表現力・コミュニケーションを磨く
各種レッスンや企業研修も行っています。
そして──
夫婦カウンセラーとして運営する
💗結婚相談所シェ・ラムール💗
では、“ご縁”を大切に、心からのサポートをしています。
声・舞台・人生──すべてはつながっている。
あなたの“物語”が動き出すきっかけになりますように。

