声を失った夏② ― 音声障害からの再生記録~声が一切出ない恐怖

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シリーズ② 医師とのやり取り編

エアコンが引き金に

私はエアコンが苦手です。
「冷え」と「乾燥」は、声にとって最大の敵だからです。

しかしその年の夏、連日の熱帯夜に耐えきれず、一晩だけ冷房をつけっぱなしで眠ってしまいました。
その2日後、喉に違和感を覚え、咳も出始めました。

「やってしまった!」と思いつつも、葛根湯やビタミンCで何とかなると自己判断。
吸入や首回りの保温もしてみましたが、症状はどんどん悪化。
そしてある日、ほとんど声が出なくなってしまったのです。


耳鼻咽喉科での診断

翌日、かかりつけの耳鼻咽喉科へ。
かすれ声で事情を説明すると、処方されたのは

  • ステロイド
  • 抗生物質
  • 消炎剤
  • 去痰剤
  • 咳を抑える漢方薬

そして「声を使わないように」との指示。

「沈黙」こそが一番の薬――。
喉を守るには、歌わない・喋らない・筆談するほどの徹底が必要です。

しかし私には、1か月後に控えた舞台の本番がありました。
生徒17名の出演、プロデュースも演出もすべて私ひとり。
完全な沈黙は、どうしても守れませんでした。


変わらぬ症状

薬を飲み切った一週間後。
症状は全く変わらず、相変わらずしゃがれ声のまま。

幸いポリープも結節もなかったのに、声は戻らない――。
本番を控えた身として、これほど恐ろしいことはありません。

舞台人にとって「声が出ない」ことは、存在そのものを脅かす事態です。
少し調子が悪いだけでも大きく動揺するのに、声が消えていく現実。
焦りと不安が心を支配し始めました。

そう悟ったとき、先生の勧めで“音声学の専門医”を訪れることにしました。


運命を分けた病院選び

かつて劇団時代に通っていた有名な病院。
多くの舞台俳優やTVタレントも訪れる、信頼できる場所だと思っていました。

しかし――それが大きな間違いだったのです。

待っていたのは、心を深く傷つける出来事でした。


予告

次回は「専門医での診断と心ない言葉編」をお届けします。
病院選び、医師との出会いがいかに大切か。
この体験は今も忘れられません。

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