声を失った夏① ― 私の音声障害体験記(序章)

8年前、2017年の夏、私は「声が全く出ない」という状況に直面しました。
7月中旬頃、朝起きたら声が出なくなっていました。
うんともすんとも言いません。
声帯を痛めてしまったのです。

そして今年2025年夏、今度は夏風邪をこじらせ喘息のようになり、咳のし過ぎで声帯粘膜を痛めてしまいました。
声を壊すのは何故か夏が多いです💦💦💦
原因は違っても「声が出ない!」という症状は同じです。
歌い手やボイストレーナーにとって声が出ないというのは致命的です。
思わず、2017年のことを思い出さずにはいられませんでした。
その時に「音声障害Blog」をアメブロに書いていたので、それをオフィシャルサイトに残していこうと思い立ちました。


目次

2017年9月のBlog「私、音声障害になりました①」より編集

私、音声障害になりました。
声帯を痛めてしまい、全く歌が歌えなくなりました。
本来自分が出すべきではない声で酷使し続けた結果です。

現在は某大学病院のボイスクリニックで声帯を診てもらいながら、同時に言語聴覚士さんの下でリハビリを行っています。
40年近く歌い続けてきて、初めての経験でした。
原因は明らかに酷使。
自分が本来出すべきではない声を使い続け、さらに仕事を詰め込み過ぎたことがきっかけでした。

ボイスクリニックの先生からは、
「プロの方は歌そのものより、別のことで喉を壊すことが多いのですが、何か心当たりは?」
と尋ねられました。

心当たりは……ありすぎました。
来る仕事をすべて引き受け、レッスンも毎日のように詰め込み、声も体もフル稼働。
ひとりで生きていたからこそ、不安を埋めるように頑張り続けていたのだと思います。

けれどその結果、「もう一生歌えないかもしれない」という恐怖におそわれ、眠れぬ夜を過ごすことになりました。


苦しみと向き合う日々

心から望んでいた仕事。
どうしてもやり抜きたいこと。

それが「できなくなるかもしれない」現実を突きつけられると、人はこんなにも追い込まれるのかと知りました。

日ごとに揺れ動く自分の心と向き合うのは、想像以上に苦しいことでした。

でも――
声は自分のもの。
体も心も、自分だけのもの。

結局は自分で受け入れ、向き合い、乗り越えるしかないのです。


声は“完治”しない

声帯の所見が医学的に良くなっても、それは「完治」ではありません。
声は、歌は、とても繊細なもので、ほんの小さな変化に日々向き合い続けなければならないのです。

少しずつ、少しずつ。
その積み重ねしか方法はありません。

まだリハビリの途中ですが、私はこの数カ月で声帯の変化や実際に起こる症状、そして伴う心の痛みや挫折、絶望、闘いを経験しました。


隠さず、伝えるという選択

ボイストレーナーとして多くの生徒さんに接し、声の悩みに寄り添ってきた私自身が音声障害になった――。
本当は隠しておきたい事実かもしれません。

けれど私は、あえて伝えていくことにしました。

この間、たくさんの本や文献を読み、声帯の映像を見て、喉まわりにとても詳しくなりました(笑)
必要に迫られた勉強でしたが、結果的に発声の原理を深く理解できたことは、唯一の“怪我の功名”です。

そして、出会えた言語聴覚士さんのアドバイスは宝物でした。話し声に対する指導でしたが、歌うためにも非常に有効で、今も感謝しています。


このブログでは、私自身の「声を失った経験」をシリーズで綴っていこうと思います。
同じように声に悩む方に、少しでも寄り添えるように――。

よかったら、これからお付き合いくださいね。

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