ミュージカル「宮古島旅情への道④」~“空が運んだひとつの物語”

宮古島旅情~君の声が聞きたくて~誕生の裏にあった実話。元JAL客室乗務員の感動エピソードが、朗読ミュージカルとして生まれ変わるまでの物語。空の上で起きた奇跡の再会とは?

宮古島のホテルの朝食会場で、ふと私の脳裏に浮かんだのは、
元日本航空客室乗務員・香山万由理さんのご講話内容でした。

ちょうど一か月ほど前、彼女は倫理法人会モーニングセミナーに登壇され、
国際線の機内での忘れられない出来事をお話しくださいました。

✈️ アメリカ本土に向かう便でのこと。
ある日本人男性の隣の席が空席になっていたそうです。
予約は「同じ苗字の女性名」で入っており、お支払いも済んでいる。
しかし、その女性は搭乗されませんでした。

不思議に思いながらも、いつものようにお食事を用意したCAの皆さん。
するとその男性が静かに言われたそうです。

「実はこの旅行の直前に妻が亡くなりまして……。
本当はキャンセルするつもりだったのですが、
子どもたちに“お母さんが行きたがっていた場所に連れて行ってあげてほしい”と言われたものですから。」

その瞬間、会場は涙の海になりました――。

飛行機は、喜び・悲しみ・祈り…
人それぞれの想いを乗せて、今日も世界の空を飛んでいます。
だから私は、空港も飛行機も、そしてそれを支える航空関係者の皆様も、
心から尊敬しています🩷

そして――
香山さんが体験した“空の上の物語”と、
私が宮古島で出会った“朝の光景”が、ぴったりと重なった瞬間、
私は思いました。

「これを物語にしよう‼️💡✨」

帰京してすぐ、香山さんに連絡を取りました。
すると驚くことに――
私たちは実に37年前、ある場所で出会っていたことが判明したのです✨✨✨

🩷 <宮古島旅情ストーリー誕生秘話⑤へ>
──時を超えたご縁が、ふたりを再び結びます。
どうぞ次回をお楽しみに🌈

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