「宮古島旅情~君の声が聞きたくて」から、娘・かおり役──樫乃ともみさんをご紹介します

今日は、朗読ミュージカル
**「宮古島旅情〜君の声が聞きたくて」**で
私の娘・かおり役を演じてくれる
樫乃ともみさんについてご紹介します。

彼女はもともと、劇団四季の研究生として四季の舞台を経験し、
「もっと本格的に歌と表現を深めたい」という想いから
私のミュージカルclassの門を叩いてくれました。

そこから約3年。
基礎訓練、発声、表現力──
一つひとつを丁寧に、地に足をつけて積み重ね、
その後は自らの力でさまざまなカンパニーのオーディションを受け、
ミュージカルやストレートプレイの経験を重ねてきました。

今では、演じるだけでなく
指導者としても活躍している女優さんです。


ともみさんは、感が良く、コツコツと努力を続けるタイプ。
清楚な佇まいの奥に、
想像以上の情熱と芯の強さを秘めています。

今回彼女に演じてもらう**「かおり」**という役は、
脚本家としての私自身がモデルになっています。

一本気で、まっすぐにミュージカルの道を突き進む女性。
父親と衝突し、
母親とは深く心を通わせ、
理解されない寂しさを胸の奥に抱えている──
その感情の揺れや痛みは、
私自身が通ってきた道でもあります。

ともみさんとは、
レッスン後に家庭のことや進路のことを
語り合った時間もたくさんありました。

だからこそ今回、
迷いなく「かおり役をお願いしたい」とオファーし、
そして彼女はすぐに
「ぜひやらせてください」と返事をくれました。

繊細なソプラノでありながら、
劇団四季で培われた正確な音程感と
豊かな表現力を兼ね備えた女優さん。

私がプロデュースするミュージカルコンサートにもたびたび出演し、
舞台上でのびやかに歌い、輝く姿が今も印象に残っています。

先日の稽古始めでも、自分のナンバーを正確に歌い、
丁寧に役作りをしてきてくれました。
真摯に作品と向き合うその姿に、心が熱くなりました。

かつて出会い、
それぞれの時間を重ね、
今、母と娘という役で同じ舞台に立てること

それがどれほど幸せで、楽しみなことか──
公演当日を、心から待ち望んでいます。


🎭 朗読ミュージカル「宮古島旅情〜君の声が聞きたくて」

夫婦愛・親子の絆・人間の成長を描いた、心温まるオリジナル作品。
樫乃ともみさん演じる “かおり” の成長と、母娘の物語をぜひ劇場でご覧ください。

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