ボイストレーニング– category –
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腹式呼吸を勘違いしている人が多すぎる!お腹に息は入りません!!
健康にいいと言われている「腹式呼吸」 「お腹に息をすって」「お腹から息を吐いて」「お腹から声を出して」と言うのは実は正しくありません。 呼吸が出入りしているのは「肺」です。肺は胸腔の中にあり、腹腔ではありません。では何故お腹が出たり引っ込... -
ボイトレは声のトレーニングだけではありません
よく歌のレッスンで「当てる」とか「集める」と言う言葉を使うのですが、当てるや集めるの前にまず「通す」をしないと絶対に声は詰まりますよ。 その「通す」を円滑にするためには、正しい姿勢が大切なのです。 でもこの姿勢、中々簡単にはできません体幹... -
声の衰えは姿勢が原因だった?!
皆さん、ご自分の姿勢って意識したことありますか? もしもその姿勢が、あなたの声をどんどん悪い状態にしているとしたらどうしますか 今は若い人たちの姿勢の悪さが本当に目立ちます。歩きスマホをしている若者たち、真後ろから見ると頭部が倒れてほぼ見... -
歌こそ「テイクバック」が必要です
高い声が出ないとか、声が引っかかるとか、声量がないとか、チェンジボイスがうまく行かないとか、声の悩みは多々あると思いますが、原因は全て同じだったりします。 それは普段の立ち方をしてもらってその姿勢を見て、ちょこっと発声を聞けばすぐにわかっ... -
楽譜と両想いになりましょう!
「楽譜」を英語でなんて言うか知ってますか「楽譜」=「Music」 「楽譜持って来たんだけど弾いてくれない?」=「I have a music. Will you?」「楽譜は持ってるの?」=「Do you have a music?」つまり、楽譜そのものが音楽と言うことになります。でも・・... -
咳払いは声帯に良くないのでやめてくださいね!
今年は6月早々からすでに熱帯夜が続いています。このままいったら真夏はどうなってしまうんでしょうね⁈熱帯夜には冷房が必須ですが、喉の乾燥を引き起こすのでそのコントロールが難しいですね。 さて、皆さんは歌を歌った後に声がかれたり痰が絡んだりし... -
声を当てる!ってどこに当てるの?
「声を当てる」って何のこっちゃって思うかもしれませんが、我々歌い手の世界ではよく使います。 野球、ゴルフ、テニスやバレーボールなど球技は何でもそうですが、「芯に当てる」と言う表現しますよね?? (ちなみに私はバレーボールの試合を見るのが大好... -
倍音を利用して声や歌を磨く
「倍音」をご存じですか?簡単に言えば基本の音の整数倍の周波数を持つ音のことです。 画像にするとこのように横書きになりますが、私は音の地層みたいなイメージで伝えていて、説明するときはピアノや自分の声を用いてわかりやすく生徒に指導しています。... -
高音が出しにくいという方へ
「高音が出ない」とか「カデンツァなどの跳躍音が苦手」と言う方多いと思います。 実は高音や跳躍音の出し方は「跳び箱」の跳び方によく似ています。 ボイストレーニングの話なのに跳び箱?!とお思いになるかもしれませんが、私は、歌の技術をスポーツに... -
「高齢者」になる前にやっておくべきこと
ある健康番組で「尿漏れ」のことをやっていました。若い人たちにはまだそんなこと考えもしないでしょうけど、高齢者になると泌尿器系や婦人科系の憂鬱な症状や病気は避けて通れないものがあるのです。そして、いつかは誰でも「高齢者」と呼ばれる時がやっ...