ボイストレーニング– category –
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演劇は芸術だけじゃない~舞台で培われた演劇手法を、会社のプレゼンやコミュニケーションに活かす
先日、劇団四季の最新ミュージカル『バック・トゥ・ザ・フューチャー』を観てきました。最新テクノロジーを駆使した舞台装置と俳優陣のエネルギーに圧倒され、感動の連続!映画から飛び出してきたようなキャラクターたちが舞台で生き生きと役を生きる姿に... -
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人間ドックC判定からの再出発 ―風邪が教えてくれた健康の大切さ―
8月6日に受けた人間ドックの結果が届きました。ほとんどがA判定でしたが、糖代謝と腎機能がまさかのC判定…。 BMIは19.3と低く、肥満とは無縁。ところがHbA1cが6.0と高めに上がり、さらにクレアチニン値の上昇でeGFRも悪化していたのです。思わぬC判定に、... -
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母と過ごした三日間が教えてくれたこと③― 姿勢と呼吸が命を守る ―
思いがけず誤嚥を起こして苦しそうだった母が心配で、お風呂に入っても声をかけ、寝るまで見守りました。大丈夫そうだったので私も横になりましたが、頭が冴えてなかなか眠れません。 「良かれと思って作った食事で、もし万が一のことがあったら…」そんな... -
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母と過ごした三日間が教えてくれたこと②~誤嚥という現実から見えた“声と命のつながり”
この三連休、93歳の母と二人きりで過ごすことになりました。父を亡くしてからすっかり外に出なくなった母。食事も簡単に済ませ、テレビの前でぼんやり過ごす時間が多くなっています。 「見守る」とはどういうことなのか。母と向き合う中で、それを身をもっ... -
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高齢の母と過ごした三日間が教えてくれたこと①~介護と声、そして命のつながり~
先週末の三連休は、実家で兄家族と暮らす93歳の母と、母娘水入らずで過ごしました。いつもお世話になっている兄家族が連休を利用して出かけるため、私が代わりに母の見守りをすることになったのです。 4年近く前に91歳で亡くなった父を長年介護してきた母... -
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声を失った夏⑱最終回― 声は人生を映し出す鏡。だからこそ守り、前へ進む ―
声は人生を映し出す鏡――。 2017年7月、突然声が出なくなったあの日から始まった長い長い道のり。6か月間で5か所の病院を訪ね、言われることも、処方される薬もそれぞれ異なり、なかなか回復の兆しが見えませんでした。 悩み、迷い、嘆き、苦しみ…。心が折... -
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声を失った夏⑰― 声の回復と新たな挑戦へ ―
最後に訪れた病院で、久しぶりに声帯を診てもらいました。舌を前に引き出した状態で出来る限りの高音を出すと、ピーンと張った声帯が細やかに振動している様子をモニター越しに確認できました。声帯表面もとても綺麗で、ああ、やっと長かった闘いの日々が... -
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声を失った夏⑯― 声帯ポリープではありませんでした ―
大学病院で「声帯ポリープ」と診断された私は、どうしても納得できず、劇団の後輩に紹介してもらった別の病院で再度診察を受けました。 すると、赤みはすっかり消えていて、ポリープも結節もないとのこと。あの時、「手術の可能性」まで口にされたのに…と... -
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声を失った夏⑮ 〜恩師の教えを胸に〜
ST(言語聴覚士)の指導を受け、普通の会話をすることはすぐに実践できました。しかし私の場合、回復させなければならないのは「歌声」。呼吸法の大切さは改めて思い出させてもらいましたが、歌うための発声やポジション指導までは望むことができません。 ... -
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声を失った夏⑭―声の出し始め「起声」について―
今日は「起声(きせい)」について少し詳しくお話しします。 声は呼気が声門を通過し、声帯が振動することで生まれます。その際、声帯がどのようなタイミング・状態で閉じるかによって、声の音質や音色、さらには音程までもが変化していきます。 ◆ 軟起声...
