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声を失った夏⑯― 声帯ポリープではありませんでした ―
大学病院で「声帯ポリープ」と診断された私は、どうしても納得できず、劇団の後輩に紹介してもらった別の病院で再度診察を受けました。 すると、赤みはすっかり消えていて、ポリープも結節もないとのこと。あの時、「手術の可能性」まで口にされたのに…と... -
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声を失った夏⑮ 〜恩師の教えを胸に〜
ST(言語聴覚士)の指導を受け、普通の会話をすることはすぐに実践できました。しかし私の場合、回復させなければならないのは「歌声」。呼吸法の大切さは改めて思い出させてもらいましたが、歌うための発声やポジション指導までは望むことができません。 ... -
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声を失った夏⑭―声の出し始め「起声」について―
今日は「起声(きせい)」について少し詳しくお話しします。 声は呼気が声門を通過し、声帯が振動することで生まれます。その際、声帯がどのようなタイミング・状態で閉じるかによって、声の音質や音色、さらには音程までもが変化していきます。 ◆ 軟起声... -
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声を失った夏⑬~一歩ずつ積み重ねる、新生へのプロローグ
夏風邪から声帯まで痛めてしまったこの夏、私が日々取り組んでいるリハビリはとてもシンプルです。呼吸法から始まり、軽い開口訓練、発声練習。そして必ず「コールユーブンゲン」の教則本に取り組んでいます。 いきなり歌を歌うと声が引っかかってしまうこ... -
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声を失った夏⑫―STからの学びを活かす、声と命のトレーニング
昨日のブログで初めて登場した「言語聴覚士(Speech-Language-Hearing Therapist = ST)」という職業について、「それはどんなお仕事ですか?」とご質問をいただきました。 言語聴覚士とは? 人は日々「言葉」でコミュニケーションを取っていますが、病気... -
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声を失った夏⑦~呼吸を忘れてしまった私~
今回のことで、今まで当たり前のように出してきた高音を出すには、声帯がどれほど繊細で微妙な働きをしているかを改めて実感しました。 先のブログでも書いたように、人は話すとき、一秒間に激しく声帯を振動させています。特に女性の高音では、一秒間に12... -
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人生は舞台。63歳から始まる新たな挑戦
皆さま、こんにちは。9月1日、今日私は63歳のお誕生日を迎えました。 これまでの人生、本当にいろいろありましたが、今、元気で生きていることの喜びを心から噛みしめています。私をこの世に送り出してくれた両親、ご先祖様、そしていつも支えてくれる夫に... -
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芝居は“感情”ではなく“役を生きる”~演劇から学ぶプロフェッショナリズム
「俳優は“気持ち”や“感情”で台詞を喋っている」と思い込んでいる方が意外に多いものです。でも実際は、まったく逆です。 俳優が舞台で台詞を話す時、個人的な感情や気分は一切排除しなければいけません。大切なのは「役の人生」に集中すること。台詞の一つ... -
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呼吸と笑顔で取り戻す、私の新しいステージ~(ハッピースマイルブレスメソッドⓇの力)
7月から体調を崩し、酷い気管支炎と声帯出血により、声を思うように出せない日々が続きました。倫理MSもお誘いいただいた会合や飲み会もすべてお断りし、ひたすら自分の体と向き合う2ヶ月間でした。気持ちの悪い喉の状態と繰り返す咳、自分の声の酷さに「... -
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ゼロ幕を作ることで役が生きてくる
芝居の台本を頂いて役作りをしていく上で絶対に必要なのがゼロ幕を作ること。 当たり前ですが舞台は第一幕から始まります。そこに登場人物の一人として立つわけですが、赤ちゃん役でない限り、既に人生を生きているわけです。 どこで生まれ、両親はどんな...
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