ブログ一覧
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宮古島旅情~君の声が聞きたくて
40年前の空港での思い出――涙を見せずに見送ると決めた、あの日
最近、空港のことを考えたり、飛行機を見上げる機会が増えた。 宮古島への旅、作品のこと、そして今回の舞台で描かれる「空港」という場所。そんな中で、ふと一つの記憶が、静かに蘇ってきた。 今から40年ほど前のこと。私は東京藝術大学の学生で、4年間付... -
宮古島旅情~君の声が聞きたくて
昼と夜、二つの時間で味わう物語──天王洲アイルKIWAという舞台
天王洲アイルKIWAには、少し不思議な魅力があります。 完全に閉じられた劇場とは違い、外の光や、時間の流れ、運河の気配までもが、ごく自然に舞台の中へ入り込んでくる空間。 この場所に立つたび、私はいつも感じるのです。**「ここでは、舞台だけでなく... -
宮古島旅情~君の声が聞きたくて
役作りは、毎回ゼロから ——「宮古島旅情」で訪れた新たな挑戦
先日、キャスト全員で本読みを行いました。 初演を経験している私は、無意識のうちに前回と同じ感覚で物語に入っていたのだと思います。 けれど、読み進めていくうちに、どうにも拭えない違和感を覚えました。 ——何かが合わない。——これは、違う。 演出家... -
宮古島旅情~君の声が聞きたくて
全員揃っての本読み稽古――「朗読ミュージカル」という冒険が、静かに動き出しました
朗読ミュージカル「宮古島旅情〜君の声が聞きたくて」 先日、全員が揃っての本読み稽古を行いました‼️ 同じ空間に集い、台本の言葉が、それぞれの声に乗って立ち上がる—— この瞬間は、何度経験しても胸が高鳴ります。 集まったのは、この5人... -
life
小さくなった母の背中を見て、命のつながりを思った日
先日、宇都宮に帰り、間もなく93歳になる母と一緒に、父と祖母のお墓参りに行きました。 身長161cmほどあり、若い頃はハイヒールを履いて都会のオフィスを闊歩していた母。今は158cmの私が見下ろすほどに小さくなり、背中は丸く、杖をついてゆっくりとしか... -
宮古島旅情~君の声が聞きたくて
宮古島旅情への道⑱——歌から、芝居へ——物語が動き出す
今週は、朗読ミュージカル「宮古島旅情〜君の声が聞きたくて」の歌稽古がありました。 歌詞が声に乗り、メロディの中で感情が少しずつ輪郭を持ちはじめる。まだ芝居は始まっていませんが、音楽の中に、すでに物語の気配を感じています。 そして、いよいよ... -
宮古島旅情~君の声が聞きたくて
ミュージカルの魅力って何ですか?と聞かれて──人生そのものだと思った理由
先日、ある媒体の方から取材を受けました。作品が生まれた背景や、家族のこと、そして今、私が舞台に込めている想いについて。気がつけば、2時間近く話していました。 そのインタビューの中で、こんな質問を投げかけられました。 「ミュージカルの魅力って... -
ボイストレーニング
「宮古島旅情~君の声が聞きたくて」から、娘・かおり役──樫乃ともみさんをご紹介します
今日は、朗読ミュージカル**「宮古島旅情〜君の声が聞きたくて」**で私の娘・かおり役を演じてくれる樫乃ともみさんについてご紹介します。 彼女はもともと、劇団四季の研究生として四季の舞台を経験し、「もっと本格的に歌と表現を深めたい」という想いか... -
宮古島旅情~君の声が聞きたくて
🌺 一昨日、稽古始め──14曲の音が動き出した日
一昨日は、いよいよ「宮古島旅情~君の声が聞きたくて」の稽古始め。最初の4時間弱は、みっちりとした歌稽古でした。 今回合わせたのは、リプライズを含めて全14曲。歌う俳優は3人だけ──。人数は少ないのに、音楽のボリュームはなかなかのものです。歌の合... -
宮古島旅情~君の声が聞きたくて
宮古島旅情への道⑰ーー偶然のようで、必然だった朝の光景
今年11月下旬に宮古島へ行った際、私は「宮古島旅情~君の声が聞きたくて」の原案が生まれた東急ホテル&リゾートに一泊滞在しました。 翌朝の朝食会場は、あの時とまったく同じ会場。2023年の12月、私がそこを訪れたとき——会場には、私たち夫婦と、ただお...
