演劇の力を企業研修へ──SHOEI講師登録のご報告

2025年12月6日

元劇団四季主演女優・荒川久美江です。
この度、講師・人材育成を行う株式会社SHOEI様より講師登録のご依頼をいただき、
正式にプロフィールが公開されました。
日頃よりご支援くださる皆様に、心より感謝申し上げます。

🔗 SHOEI掲載プロフィールはこちら

私は、長年にわたり「演劇の持つ力」を信じて活動してきました。

演劇のワークに取り組む中で感じるのは、
役を演じることが、自己肯定感を高める大きな力になるということです。

自分では言えない言葉も、台詞なら言える。
役としてなら、感情を込めることもできる。
間違えても、他人を演じているのだから恥ずかしくない。

そして何より——
堂々と役を生ききる姿が認められ、拍手をいただいた瞬間、
「自分は認められた」「やりきった」という喜びと自信が胸に育ちます。
人はその瞬間、確かに変わります。

呼吸法や開口訓練によって声が変わると、
伝わる力が劇的にアップします。
それにより、コミュニケーション力が向上し、仕事の効率が上がります。

また、一つのシーンや作品に全員で向き合うことで、
共通の目的意識が生まれ、チームとしての一体感が育ちます。
その過程で、互いの役割を尊重し合う姿勢が自然と生まれ、
組織全体の信頼関係が深まっていきます。

長年ワークショップを続けてきて強く感じるのは、
参加者のみなさんが少年少女のような笑顔になるということ。
声が変わり、表情が変わり、雰囲気が変わる。
その輝きの瞬間に立ち会えることこそ、私の喜びです。

まずは、1月11日(日)の朗読ミュージカル
『宮古島旅情～君の声が聞きたくて』 の上演に全身全霊を傾けます。
この作品に込めた想いを、多くの皆様にお届けしたいと願っています。

そして2026年からは、本格的に
「演劇 × 研修・教育」 の取り組みを柱として活動してまいります。
演劇の力を、人とチームの成長へ繋げていく——
新しい挑戦に、あたたかい応援をいただけましたら幸いです。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

荒川久美江

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