こんにちは、婚活カウンセラーの荒川久美江です。
私は長年ミュージカル俳優として舞台に立ち、脚本演出家としても様々な舞台制作をしてきました。
そして今は、自身の婚活経験を生かし、結婚相談所でご縁を繋ぐお手伝いをしています。
私は声を大にして言いたいのです。
婚活は、人生のオーディションです。
どれだけ素晴らしい才能があっても、
まずは「書類審査(プロフィール)」で選ばれなければ
オーディション会場(お見合いの場)にすら立てません。

これは婚活もまったく同じ。
あなたの「写真」「自己PR」「条件設定」「担当カウンセラーからのPR」すべてが
“選ばれるための書類”になっているでしょうか?
いかに簡単な例を挙げてみますね。
ありがちなNGプロフィール
【50代バツイチ男性・添削前】
仕事が忙しく、なかなか出会いがないため登録しました。
趣味はドライブと食べ歩きです。
子どもは成人して同居していますが、理解のある方と出会えたら嬉しいです。
穏やかで優しい性格だと思います。よろしくお願いします。
一見、優しそうで無難なプロフィールに見えますが、
「出会いがないから登録した」→受け身
「理解のある方がいい」→選ぶ立場
になっていませんか?
【男気プロフィール添削後】
これまで仕事に全力で取り組んできましたが、これからは大切な方と一緒に笑い合える毎日を過ごしたいと思い婚活を始めました。
ドライブや美味しいお店探しが好きで、将来のパートナーとは新しい場所や体験を一緒に楽しみたいと思っています。
現在は成人した子どもと同居していますが、結婚後は新しい家庭を築く準備を整えています。
お互いに思いやりを持ち、安心できる家庭を一緒に作っていける方と出会いたいです。
舞台のオーディションで、書類が“選ばれる人”には共通点があります。
それは
「この人に会ってみたい」「この人なら一緒にいい作品を作れそう」
と思わせる表現があること。
婚活プロフィールもまったく同じです。
「優しい性格」や「趣味」の羅列だけでは、“選ばれる書類”にはなりません。
大切なのは、
「一緒に人生を作る覚悟」を示すこと。
そのためには、
・受け身ワードをなくす
・未来に向けた行動を言葉にする
・写真も「選ばれる」視点で撮る(PR文と合った演出をする)
この3つが欠かせません。
私は、長年舞台の世界で培ってきた「見せ方」「表現の力」「言葉の持つエネルギー」を、
皆さんの婚活プロフィール作りにも活かしています。
プロフィールは“演じる・形作る”のではなく、“未来の自分・二人の明るい将来”を具体的に描き出すものです。
まとめ
婚活プロフィールは、“ただの自己紹介”ではありません。
「この人となら幸せになれる」と思ってもらうためのプレゼン資料です。
舞台オーディションのように、
まずは「選ばれる書類」を作るところから、一緒に始めましょう。

結婚相談所シェ・ラムール
荒川久美江