私の夫は、58歳で初めて結婚相談所に入りました。
初婚です。

長年、同居でお母様の介護をされてきて、39歳でお母様を見送ってからは、仕事一筋の毎日。
休みが取れたら、自分の行きたいところへひとりで車を運転し、好きなように時間を使う。
「自分はもう、このまま一人で生きていくんだろう」と、自然と思っていたそうです。
でもある日、竹内まりやさんの『人生の扉』を聴いて、何かが変わったと話してくれました。
とりわけこの歌詞
満開の桜や 色づく山のもみじを
この先いったい何度 見ることになるだろう
ひとつひとつ人生の扉を開ければ 感じるその重さ
ひとりひとり愛する人のために 生きてゆきたいよ
「自分の人生、このままで本当にいいのか?」
心の奥にしまい込んでいた“結婚”という文字が、じわっと浮き上がってきたそうです。
そしてちょうどその頃、大学時代の友人が結婚相談所を立ち上げ、「トライアル会員」としての参加を進めてくれました。本当に出会えるのか半信半疑ではありましたが、勧められるままに登録。
その直後に出会ったのが、私でした。
彼にとって、私は初めてのお見合い相手。
お互い50代同士で出会い、3ヶ月で成婚退会しました。
あのときの彼の一歩がなければ、今の私たちはいません。
実は全くの偶然なんですけど、私もよくライブのアンコール曲などで「人生の扉」を歌っていました
確かに50代の方々にはかなり心に沁みる歌ですね~(^^)
婚活を始める前は、お互いに迷いや不安は確実にあったと思います。
年齢のこと、今さら結婚?と言う気持ち、婚活という言葉への抵抗や照れくささ。
でも、ほんの少しの勇気が、人生を大きく変えることもあるんです。
「今さら」じゃなくて、「今だからこそ」。
そう思えるご縁を、あなたにも届けたい。
私たち夫婦は、そんな思いで結婚相談所を運営していきます。
人にはそれぞれの物語があります。
ただ、選択できるのは自分だけです。
どうか、あなたの人生の扉も、そっと開けてみてくださいね。

心から、応援しています。

結婚相談所シェ・ラムール
荒川久美江
藤井健二