本日8月1日は、私たち夫婦にとって特別な日です。
お互い50代後半で結婚相談所のお見合いを通じて出会った私たち。
お見合いから3ヶ月で成婚退会し、たくさん話し合いを重ねながら、お見合いから11カ月後に入籍しました。
それが今から6年前の、8月1日。
その日は新月でした。

私は再婚、夫は初婚。
若い頃のように出会って一気に燃え上がるような恋ではありませんでしたが、
だからこそ、穏やかで自然体でいられることが何よりも心地よく、
安心できる関係が築けたのだと思っています。

この1年は、私たちにとって試練の年でもありました。
昨年6月には夫が胃がんの手術を受け、一週間の入院。
今年の5〜6月には、私の仕事が思うようにいかず、精神的にかなり苦しい時期が続きました。
そして7月からずっと続く私の体調不良。
でも、そんな時期だからこそ、夫がそばにいてくれたこと、
言葉少なにでも、そっと支えてくれたことに、どれだけ助けられたか知れません。
もし夫がいなかったら、私はこの数ヶ月を乗り越えられなかったと思います。
本当にありがたくて、尊い存在です。

入籍して1年半ほど経ったある日、気づいたことがありました。
8月1日は、私をとても可愛がってくれていた祖母の誕生日だったのです。
母方の家系図を制作したことからそれはわかりました。
私たちの結婚を、きっと祖母が天国からそっと後押ししてくれていたんだなと思うと、じんわりと胸が熱くなりました。

そして今年、また新たなスタートを迎えます。
夫は、昨日7月31日をもって長年勤めた会社を退職し、
9月からは結婚相談所シェ・ラムールのカウンセラー兼マネージャーとして、共に働くことになりました。
お見合いからはじまった私たちのご縁が、今度は「幸せなご夫婦を生み出すお手伝い」へと形を変えて続いていく。
このことに、深いご縁と意味を感じています。

若いときの出会いはもちろん、年齢を重ねてからの出会いも、恋愛も、結婚も、決して遅いことなんてない。
むしろ、年齢を重ねたからこそ出会える幸せもあるのだと、今は心から思えます。
どうぞこれからも、私たち夫婦を温かく見守っていただけましたら幸いです。
そして、同じように婚活中の方々にも、希望の光が届きますように。

結婚相談所シェ・ラムール
荒川久美江
藤井健二