結婚相談所で活動している女性会員様を見ていると、
お相手の男性に対して「減点方式」で判断してしまう方が本当に多いと感じます。
お見合いやデート後の報告でも、
- 「会話が弾まなかった」
- 「身だしなみが少し気になった」
- 「リードしてくれる感じがしなかった」
と、“気になる点”ばかりを延々と書いてこられる方がいらっしゃいます。

確かに、第一印象やマナーは大切です。
でも、最初から完璧な人に出会うのは、正直、奇跡に近い。
お見合いの場は「完璧な相手探し」の場ではありません。
「良いご縁を育てていく」スタート地点なのです。
減点方式とは“欠点探し”
女性がついやってしまうのが「減点方式」。
これは、相手の“できていない部分”や“自分の理想と違う部分”を見つけては減点していく考え方です。
たとえば…
- 思ったよりより身長が低い → △
- 話題がかみ合わなかった → △
- 服装が今ひとつだった → △
そうして最終的に「この人は違うかも…」と判断してしまう。
これが減点方式の典型的なパターンです。
加点方式とは“良いところ探し”
逆に、幸せを掴む女性がやっているのは「加点方式」です。
- 少し緊張していたけど、誠実に話してくれた → ○
- 話をしっかり聞いてくれる姿勢があった → ○
- 不器用だけど自分のために一生懸命エスコートしてくれた → ○
完璧じゃなくても、「この人は私のために頑張ってくれている」と
“良いところ”を見つけて積み上げていく考え方。
実は、この「加点方式」に考え方を切り替えられる女性こそが、
最終的に幸せな結婚を手に入れているのです。
減点方式のままでは、ご縁は遠のく
プロフィール写真を綺麗に撮って、年下男性からお申し込みが殺到しても、
女性自身が減点方式で相手を見ているうちは、ご縁は遠のいてしまいます。
“短所に見える部分”や“理想と違う部分”に目を向けるのではなく、
“良いところ”や“この人となら楽しく過ごせそう”という部分に意識を向けてみてください。
「完璧な人」ではなく「一緒に幸せを作っていける人」を探す。
そう考え方を変えた瞬間、成婚はぐっと近づきます。

最後に
当社では、写真撮影やプロフィール作成だけでなく、
お見合いで“好印象を持ってもらう”ための準備を徹底サポートしています。
でも、最後にご縁を掴むのは「お相手を見る目の柔らかさ」「懐の深さ」「許容できる大らかさ」
あなた自身の見る目が変われば、ご縁の巡り方も変わりますよ(^^)

結婚相談所シェ・ラムール
荒川久美江
藤井健二