楽譜と両想いになりましょう!

「楽譜」を英語でなんて言うか知ってますか!?
「楽譜」=「Music」

「楽譜持って来たんだけど弾いてくれない?」=「I have a music. Will you?」
「楽譜は持ってるの?」=「Do you have a music?」

つまり、楽譜そのものが音楽と言うことになります。
でも・・・


楽譜は読めない
難解
わからない
苦手
嫌い

と決めてかかってしまっている人がとても多いのが残念です。
確かに小さい頃から楽譜を見慣れて来なかった人が、いきなり難しい楽譜を読めと言われても無理です。
でも少しずつでもいいから楽譜にきちんと向き合って、そこに書かれてあることを理解しようと努めれば楽譜は雄弁に様々な事を語ってくれます。

歌の楽譜には作家、脚本家、作詞家、作曲家などの意図が全て書き込まれています。

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調、コード、リズム、音程、メロディ全てに彼らの思いがあるのです。
楽譜を読む…と言うのはそれを読み取る事です。
我々歌い手や俳優はそこから読み取った事柄を肉体を通してお客様に伝える役目です。

だから・・・

台本や楽譜を嫌わずにちゃんと向き合って何度も何度も読んでほしいのです。

「苦手!
「好きじゃない!
「得意じゃない!
「難しい!

などのネガティブな感情をもって向き合うと楽譜は何も語ってはくれず、ただの幾何学模様にしか見えないかもしれませんが、じっくり向き合えば必ず様々なヒントをくれます。
呼吸や発声でさえ楽譜で解決してしまう事もあります。

だから私は「聞き覚え」や「耳コピ」ではなく、歌を勉強する時はまず楽譜から学んでほしいです。
「聞き覚え」や「耳コピ」は、言ってしまえば「物真似」ですし、音程やリズムなどの正確性に欠けることがあります。

自分が好意を持って接すれば、相手も好意を示してくれる。
楽譜が嫌いってことは音楽そのものの否定になってしまいますタラー

楽譜と両想いになりましょうウインク
そうすればあなたの表現の幅も大きく広がりますよキラキラ

久美江

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