忘れられないプレ交際相手——恋愛モードが婚活を止めてしまう時

以前、他の結婚相談所で活動している女性会員様から、中々うまくいかないとのことでご連絡をいただき面談を行いました。


忘れられない彼

その女性は40代半ば、士業で立派なキャリアと年収を持ち、ほっそりとした素敵な方。
面談で活動の経緯を伺うと、すぐにプレ交際していた男性医師の話になりました。

結局彼からはお断りされたのですが、プレ交際中のデートの様子や言われた言葉、そして恨みつらみを、1時間半にわたり延々と語られました。
「もう終わった話ですから次に行きましょう!」と何度も促しましたが、その話題から離れることはできませんでした。


婚活は「冷静さ」が命

プレ交際はあくまでお試しの場で、同時に3名まで交際可能。
デートを重ねて「合わない」と感じれば、また別の方と出会える合理的なシステムです。

でも、プレ交際中の1人にのめり込みすぎると、お断りされた時のショックが大きく、その後の活動ができなくなってしまいます。
女性は感情が伴わないとデートに行く気になれず、やはりときめきもが欲しいのはいくつになっても変わらないので気持ちは良くわかります。
でもプレ交際はまだお友達の延長。
相手は男性医師で高身長、申し込みも多く、同時交際相手も多かったでしょう。

そこで私はこうお伝えしました。


婚活の本質

結婚相談所の活動は、恋愛相手探しではありません。
価値観・考え方・生活習慣・物事の好き嫌いを知り、自分が自然体でいられる相手を見極め、結婚生活に入っていくためのものです。

「好き」という感情に偏ると、真実が見えなくなります。
だからこそ私たちカウンセラーがいるのです。
悩んだ時、迷った時は、独りで抱え込まず、必ず相談してください。


それでも活動は止まってしまった

残念ながら、その女性はご自身のカウンセラーとの連絡も途絶え、活動も休止してしまったようです。
でも時間は待ってくれません。
活動を休んでいる間に年齢は確実に進みます。

せっかく勇気を出して一歩踏み出したのですから、カウンセラーと密に連絡を取り、自分に合った優しい方と巡り合ってほしかったと心から思います。


カウンセラー選びは「相性」が第一

有名か無名か、規模や価格ではなく、

  • しっかり連絡を取り合える
  • 親身になってくれる
  • 時には厳しい現実も伝えてくれる
    そんなカウンセラーを選んでくださいね。

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結婚相談所シェ・ラムール
荒川久美江

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