宮古島旅情への道⑰ーー偶然のようで、必然だった朝の光景

今年11月下旬に宮古島へ行った際、
私は「宮古島旅情~君の声が聞きたくて」の原案が生まれた
東急ホテル&リゾートに一泊滞在しました。

翌朝の朝食会場は、あの時とまったく同じ会場。
2023年の12月、私がそこを訪れたとき——
会場には、私たち夫婦と、ただお一人で食事をされていた男性だけ。
ほとんど貸切状態の静けさでした。

だからこそ、
写真立てを見つめながら語りかけるその男性の声が、
はっきりと耳に届いた
のだと思います。
その瞬間の光景が、物語の始まりとなりました。


今回訪れた朝の会場は…

しかし今回は、季節も同じ、時間帯も同じにも関わらず
まるで別世界のように、多くの人で賑わっていました。
笑い声やカトラリーの触れ合う音があちこちから聞こえてきます。

もし、あの日がこういう状況だったら——
きっと私は、あの男性に気づくこともなく、
「宮古島旅情~君の声が聞きたくて」は誕生していなかったでしょう。

そう思うと、
あの日のあの光景は、
**“あえて見せられた”**のではないかとさえ感じます。


もしこの作品が生まれていなかったら

この作品が生まれていなければ、
制作に悩むことも、辛い出来事が降りかかることも、
声を失い、体調を崩すこともなかったかもしれません。

でも——
その一方で、

  • 上演を通して出会った仲間たちとも
  • 涙を流しながら喜んでくださったお客様とも
  • 今、様々な形で応援してくださる方々とも

決して出会えなかったはずです。

そう思うと、
この作品は 「生まれるべくして生まれた」 作品なのだと、
心の底から思います。

「書かされた」とまで言うつもりはありませんが、
何かに突き動かされたのは、確かです。


苦難が来るのは、挑戦している証拠

何か新しいことを始めようとすると、
必ず大きな試練が訪れます。

本当に続ける覚悟があるのか?
本気でやりきる気持ちがあるのか?
常に試されているようです。

でも、苦しくても、怖くても、
それでも前に進み続ければ——

必ずその先に光がある。

そう信じて、
私はこれからも歩み続けます。


🌈最後に

改めて思いました。

「宮古島旅情~君の声が聞きたくて」は、
私の人生を動かすために生まれてきた物語なのだと。

そして、この歩みの先に
きっとまだ見ぬ奇跡が待っていると信じています。

🌴朗読ミュージカル「宮古島旅情~君の声が聞きたくて」🌴

美しい宮古島を舞台に、夫婦愛・親子の絆・人間の成長を描いた感動の物語。
荒川久美江オリジナル脚本・演出・主演でお届けします。

🗓️2026年1月11日(日)
①15:00開演 ②18:30開演
会場:天王洲アイルKIWA

🎟️チケットお申込みはこちら

物語の誕生秘話や制作の裏側はシリーズ
宮古島旅情への道』で連載中。

✨舞台で培った“声と表現の力”を、日常にも。

荒川久美江のオリジナルメソッド
「ハッピースマイルブレスメソッドⓇ」を通して、
声・姿勢・表現力・コミュニケーションを磨く
各種レッスンや企業研修も行っています。

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そして──
夫婦カウンセラーとして運営する
💗結婚相談所シェ・ラムール💗
では、“ご縁”を大切に、心からのサポートをしています。

声・舞台・人生──すべてはつながっている。
あなたの“物語”が動き出すきっかけになりますように。

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