今年11月下旬に宮古島へ行った際、
私は「宮古島旅情~君の声が聞きたくて」の原案が生まれた
東急ホテル&リゾートに一泊滞在しました。
翌朝の朝食会場は、あの時とまったく同じ会場。
2023年の12月、私がそこを訪れたとき——
会場には、私たち夫婦と、ただお一人で食事をされていた男性だけ。
ほとんど貸切状態の静けさでした。

だからこそ、
写真立てを見つめながら語りかけるその男性の声が、
はっきりと耳に届いたのだと思います。
その瞬間の光景が、物語の始まりとなりました。
今回訪れた朝の会場は…
しかし今回は、季節も同じ、時間帯も同じにも関わらず
まるで別世界のように、多くの人で賑わっていました。
笑い声やカトラリーの触れ合う音があちこちから聞こえてきます。
もし、あの日がこういう状況だったら——
きっと私は、あの男性に気づくこともなく、
「宮古島旅情~君の声が聞きたくて」は誕生していなかったでしょう。
そう思うと、
あの日のあの光景は、
**“あえて見せられた”**のではないかとさえ感じます。

もしこの作品が生まれていなかったら
この作品が生まれていなければ、
制作に悩むことも、辛い出来事が降りかかることも、
声を失い、体調を崩すこともなかったかもしれません。
でも——
その一方で、
- 上演を通して出会った仲間たちとも
- 涙を流しながら喜んでくださったお客様とも
- 今、様々な形で応援してくださる方々とも
決して出会えなかったはずです。
そう思うと、
この作品は 「生まれるべくして生まれた」 作品なのだと、
心の底から思います。
「書かされた」とまで言うつもりはありませんが、
何かに突き動かされたのは、確かです。
苦難が来るのは、挑戦している証拠

何か新しいことを始めようとすると、
必ず大きな試練が訪れます。
本当に続ける覚悟があるのか?
本気でやりきる気持ちがあるのか?
常に試されているようです。
でも、苦しくても、怖くても、
それでも前に進み続ければ——
必ずその先に光がある。
そう信じて、
私はこれからも歩み続けます。
🌈最後に
改めて思いました。
「宮古島旅情~君の声が聞きたくて」は、
私の人生を動かすために生まれてきた物語なのだと。
そして、この歩みの先に
きっとまだ見ぬ奇跡が待っていると信じています。


🌴朗読ミュージカル「宮古島旅情~君の声が聞きたくて」🌴
美しい宮古島を舞台に、夫婦愛・親子の絆・人間の成長を描いた感動の物語。
荒川久美江オリジナル脚本・演出・主演でお届けします。
🗓️2026年1月11日(日)
①15:00開演 ②18:30開演
会場:天王洲アイルKIWA
物語の誕生秘話や制作の裏側はシリーズ
『宮古島旅情への道』で連載中。
✨舞台で培った“声と表現の力”を、日常にも。
荒川久美江のオリジナルメソッド
「ハッピースマイルブレスメソッドⓇ」を通して、
声・姿勢・表現力・コミュニケーションを磨く
各種レッスンや企業研修も行っています。
そして──
夫婦カウンセラーとして運営する
💗結婚相談所シェ・ラムール💗
では、“ご縁”を大切に、心からのサポートをしています。
声・舞台・人生──すべてはつながっている。
あなたの“物語”が動き出すきっかけになりますように。

