婚活で出会った男性とのLINEに、モヤモヤした経験はありませんか?
「そんなに送られても困る…」
「それ、誰に向かって話してるの?」
今回は、私自身が婚活中に出会った“恐怖のLINE男”とのエピソードをお話ししたいと思います。
ラインの頻度も価値観も人それぞれ
婚活において、LINEは今やとても大きな役割を果たしています。
お見合いをして、1〜2回デートが決まる頃には、メールからLINEに移行するのが自然な流れになっていますよね。
ただ——ここで起きるのが「温度差問題」
多くの場合、男性の方が先に気持ちが盛り上がりやすく、女性は慎重に相手を見極めていく傾向があります。
お見合いで一目惚れなんて、正直ほとんどないです。
婚活は条件からスタートする分、感情の火がつくまでに時間がかかるのは当然のことです。
出会って数日で始まった“LINE地獄”
ある男性とお見合いをして、交際がスタートしたときのこと。
初めてのデートでLINEを交換し、その翌日から彼の“連投LINE”が始まりました。
朝:「おはよう!今日も行ってくるね!」
昼:「今日のランチは麻婆豆腐だったよ」
夕方:「これから仕事で新宿に移動中~🚃」
夜:「今日も疲れた〜おやすみなさい💤」
……と、1日何度も、時報のように送られてくるLINEの嵐。
最初は私もがんばってテンションを合わせていました。
「お疲れ様です!お仕事頑張ってくださいね」なんて、健気に返していたんです。
でも……正直、そこまで盛り上がってなかった私は、だんだんと返信に困るように。
「はっ?そ、そうですか……」
「それが何か……?」
「既読スルーしても、止まらない……(;”∀”)」
返信を控えても、彼からの“報告LINE”は止まらないどころか加速。
しかも、自分の話だけ。
私のことは一切聞いてこないんです。

恋愛したいのか? 結婚したいのか?
さらに問題だったのが、将来についての話になると、のらりくらりとはぐらかされてしまうこと。
私は結婚を真剣に考えていたので、相談所のアドバイザーからも「しっかり将来像を話してみて」とアドバイスを受けていました。
でも彼は、「まぁ、なんとかなるよ〜」と話し合おうともしない。
この人、もしかしたら結婚より“恋愛ごっこ”がしたいのかな?と思い、交際終了を決めました。

婚活は恋愛と違う、だからこそ難しい。
頭ではわかっているんです。婚活は、恋愛とは違う。
出会ってすぐに、将来のことを真剣に話し合わなければいけない婚活の現実。
でも、気持ちが追いつかないときもあるのが本音です。
LINEひとつとっても、価値観の違いが見えてきます。
やり取りの頻度・内容・温度感——
どれも、うまく合わないとストレスになるものです。
同じように悩んでいる方へ
婚活は、楽しいことばかりではありません。
むしろ悩んだり、迷ったり、立ち止まったりする方が多いものです。
でも、そんな時こそひとりで抱え込まずに、誰かに相談してみてほしいんです。
私自身も、数々の“婚活あるある”を経験してきました。
今、婚活で悩んでいるあなたの気持ち、痛いほどわかります。
「こんなことで相談していいのかな…」
そんなふうに思わず、ぜひ一度お話を聞かせてくださいね。

結婚相談所シェ・ラムール代表
荒川久美江