声を失った夏⑫―STからの学びを活かす、声と命のトレーニング

昨日のブログで初めて登場した「言語聴覚士(Speech-Language-Hearing Therapist = ST)」という職業について、
「それはどんなお仕事ですか?」とご質問をいただきました。


言語聴覚士とは?

人は日々「言葉」でコミュニケーションを取っていますが、
病気や事故、発達上の課題、加齢などによって、それが難しくなることがあります。
また「聴覚」や「嚥下(飲み込み)」に問題を抱える方も少なくありません。

言語聴覚士(ST)は、そうした課題に向き合い、
指導・訓練・助言を行う国家資格を持つ専門家です。
医療機関だけでなく、教育や福祉の現場でも活躍しており、
高齢化や社会の複雑化が進む現代では、ますます重要な存在となっています。

もちろん私のように「音声障害」のリハビリも専門の一つ。
今回お世話になって、声に悩みを持つ人の心に寄り添う、
とても大切なお仕事であることを実感しました。


声と生きるためのトレーニング

対象となるのは、例えば長年教壇に立たれた先生や、
営業職で声を使い続けてきた方など。
現役を退いた途端に声を使わなくなり、
どんどん声が出にくくなってしまうケースも少なくありません。

私が通う病院でも、特に年配の男性患者さんが多いのはそのためでしょう。
女性は比較的、趣味やお喋りを楽しむ方が多く、声を使い続けているからかもしれませんね。

私もSTさんから呼吸法や声の衛生管理を学び、毎日トレーニングに励みました。
でも実際には、これまで私が行ってきた呼吸法と大きくは変わらないものでした。


声帯は「筋肉」

声帯は筋肉です。
動かさなければ衰えていきます。

声帯のみならず、喉まわりの筋肉の衰えは、声だけでなく「飲み込み」や「呼吸」にも影響するため、
生命維持にも関わります。

だからこそ、ボイストレーニングは「声のための練習」であると同時に、
「命のトレーニング」でもあるのです。


そして現在の私は、これまで培ってきた オリジナルの《ハッピースマイルブレスメソッドⓇ》 に、
今回の音声障害の実体験、さらに言語聴覚士(ST)から学んだ呼吸法・発声法・声の衛生管理を融合させています。

これらの学びを基盤に、
呼吸・発声・コミュニケーションを強化する個人レッスンセミナーや企業研修 も承っております。
声の使い方はもちろん、職場や日常における円滑なコミュニケーション力の向上にも直結します。

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夫婦でサポートする安心婚活「結婚相談所シェ・ラムール」代表
荒川久美江

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