15日頃からコンコンと軽い咳が出始めました。
あ~、風邪を引いたな・・・ちょっと無理をしていたから。
でも予定がたっぷり入っていたのでそのまま遂行しました。
そうしたら17日の夜中に発熱、計ったら37.8℃、あ~、やっちまった!!
翌18日の午後発熱外来に行き、コロナとインフルの検査をするも陰性。
ホッとしたのもつかの間、咳がどんどん酷くなっていき息苦しさまで感じるようになりました。
運悪く連休中だったので、病院へ行けず週末は耐え忍びました。

22日に、「喘息」と診断されました。
気管支炎だろうと思っていた私は衝撃を受けました。
二種類の呼吸の検査をしましたが、いずれも「喘息」の所見。
呼気中の一酸化窒素NO濃度が一般の人は15ppmなのに対して、私は77ppmもあり、医師から「結構重症です!」と言われてしまいました。原因はアレルギー物質が主で、他には大気汚染やウイルス、そしてストレスなどと言われていますが、結局は原因不明です。
ネットで調べますよね~、やっぱり。良いことひとつも書いてありません
「ぜん息は、高血圧症や糖尿病と同じように慢性疾患(長期にわたって付き合っていく必要がある病気)です。とくに成人ぜん息は、非アトピー型が多いことやぜん息悪化の要因が小児よりも多いため、ほぼ治らないといわれています。」
きた!来ました!!この感じ。
私、ミュージカル女優なのにいつ発作が起こるかわからない病気になってしまったなら、もう舞台はやれないのだろうか?と悲しくなりました。
「喘息」は「気管支」の炎症が酷くなり「気道」が細くなる病気ですよね?
これを治すのって、やっぱり「呼吸法」なのでは?って思うんですね。

昔、小学校2年生の女の子がお母さんに連れられてボイトレの相談にやって来ました。
「娘は喘息持ちなんです。でも歌が好きでいつか舞台に立ちたいという夢があります。少しでも夢に近づくために何かできないでしょうか?」
小2でボイトレと言ってもそんなにガンガン声を出させることはできません。
まして小児ぜんそくを持っているその子は、華奢でとても小さな女の子でした。
その小さな女の子の憧れと、お母さんの願いを叶えたいと思いお引き受けしましたが、喘息の子を教えたことがありません。
私は「呼吸法」の持つ力を信じています。
何故なら呼吸は命の根源だからです。
私オリジナルのハッピースマイルブレスメソッドⓇを少しずつ始めました。
立ってやると過呼吸でくらくらしてしまうので、ヨガマットを敷いて仰向けに寝てもらいました。
「息を吸い込むと咳き込むんです」とお母さんはとても心配そうでした。
背中に手を入れて「ここを膨らませる感じで、先生の手を背中で押す感じでやってごらん(^^)」と優しく言い、遊んでる感じでやり続けました。
少しでも背中が動いた時は「そうそう、上手~(^^)」と言って褒めてあげました。
結果、レッスン中に咳は全く出ませんでした。
呼吸法をやっている間、ただの一度もです!!!
お母さんは「奇跡のようです」ととても喜ばれて、そこから頻繁に通われるようになりました。
その子は「側弯」も持っていたので、私が長年お世話になっている柔道整復師さんもご紹介しました。
呼吸法と整体の二枚看板でトレーニングしていけば、まだ幼くて柔らかい体は確実に変わっていきます。
増して呼吸法は背骨の矯正にも役立つので、もう間違いがないと私は思っています。
何度も書きますが、「呼吸」は命の根源です。
「低音性感音難聴」からの「うつ病」の時も、良くなり始めてから私はずーっと呼吸法をやっていました。
体の隅々に新鮮な酸素を取り入れることで、細胞が蘇るような気がします。
気管や気管支の病気になったのなら、尚のこと呼吸法が必要なのでは?と思います。
既にお風呂の中で少しずつ始めています。

呼吸法を推奨し、オリジナルのハッピースマイルブレスメソッドⓇを生み出した私が喘息の診断を受けた意味って、きっと何かあるのだと思います。
「喘息」と「呼吸法」
私が完治したら、もっともっと世のため人のために役立てたいです。
苦難は誰にでもやってきます。
それをどう受け止めるかだと思います。
私、絶対に諦めません!!!

久美江